女性が活躍している企業は、生き残る力が強い傾向にあります。

例えば英国リーズ大学の調査では、役員に女性を1人でも採用している企業は、破綻リスクを20％も減らせるとの報告がありました。
さらに、男性役員数と同数になるまで破綻リスクが減少することも明らかになっています（※1）。

女性が活躍している企業の、数値的優位が発表されているデータは、これだけではありません。米国企業とシンガポール国立大学の調査では、女性取締役が10％以上の企業は、それ以下の企業に比べて、ROAやROEなどの財務パフォーマンスが高い傾向にあるということが発表されています（※2）。

また日本では、女性が財布の紐を握っていることが多いもの。彼女たちの心理を、より近い立場で理解できる女性たちに活躍してもらうことは、企業の生産性や企画力を高めることにもつながるはずです。

※1　「共同参画」2011年 10月号（内閣府男女共同参画局）
※2　4. 女性の活躍推進と企業経営の関係に関する調査研究（経済産業省）