保育園を作る地域のポイント

こんにちは!hoiCo.運営事務局です。

新年になり1ヶ月がたちました。あと2ヶ月でもう新年度ですね。4月は、保育園が開園予定、または入園児童が多い時期です。
昨年には幼保無償化が実施され、変わらず保育に対する世間の感心も大きいですが、
これから保育園を作ろう!と考えていらっしゃる事業者様にとって、疑問の一つとして「どんな地域、場所に作るのがよいのか?」という事があると思います。
今回は、何点かポイントとなる点をあげてみました。

ポイント① どんなお子さんを預かるのか

保育園を作って運営していく上で、児童集めはとても重要です。
企業主導型保育事業などを利用して保育園を作る場合、自社のお子さんを預かる以外に、提携企業や地域のお子さんを預かる事もできます。

自社のお子さんのみの場合は、社員の通勤ルート、または会社の近くに作るなど、利用のしやすい場所に作ると利用が促進される傾向があります。
ただし、都心などの場合は「満員電車に子どもを連れていくのはちょっと・・・」という方も多いので、どんな場所がいいのか、自社の社員などにヒアリングなどをして決定するとよいでしょう。

ポイント② 該当地域の保育ニーズ、待機児童の数

地域のお子さんなどを集める場合は、待機児童が全くいない、保育ニーズがあまりない地域に作ってしまうと、
子どもが集まらず運営が厳しくなる、という事も考えられますので、地域のニーズ調査はきちんと行う必要があります。

ポイント③ 保育枠の拡大傾向

待機児童の多い地域だったらよいのか、というとそれだけで判断するのは危険です。
内閣府が公表している「保育所等関連状況取りまとめ」によると、
2018年4月からの1年間で、保育施設の利用枠の拡大数は、
神奈川県横浜市で2633人、大阪府大阪市で2,329人でした。このような地域に保育園を作っても、計画している間に近くに大きな認可保育園ができてしまった。。。という事も起こりえます。
自治体も待機児童解消にむけて対策をとっているケースもあるので、
待機児童が多い地域だからといって勝手に判断せず、必ず自治体に相談しながら進めるようにしましょう。

何点か開設する地域のポイントをあげさせていただきました。
hoiCo.では、地域ニーズの調査なども承っております。
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