保育士採用が難しい理由とは

こんにちは。hoiCo.運営事務局です。

年の瀬も近づき、そろそろ来年春からの予定を立てよう!と考えている方も多いのではないでしょうか。

弊社へも、来年度にむけての検討という事でのお問い合わせが増えてまいりました。

保育園設置に向けての懸念事項の1つとして挙がってくるのが「保育人材の確保」です。
保育士の有効求人倍率は、全国で2.76倍、東京都はなんと5.99倍です!(平成29年10月・厚生労働省)

今回は保育士さんの採用について書きたいと思います。

“潜在保育士”って?

みなさんは「潜在保育士」という言葉をご存知ですか?
潜在保育士とは、保育士の資格を持っているにも関わらず、保育関係の職場で働いていない人達のことです。

さらに潜在保育士にも2パターンあります。
【1度も保育園で働いたことがない】【保育士として働いた経験があるが、現在働いていない】
そして、一度就業した人でも、なんと半数以上が勤務年数5年未満というデータがあります!
折角勉強して資格を取ったのに、早期離職をしてしまう理由は何なのでしょうか。

理由の1位は”賃金の低さ”

厚生労働省の調査によると、保育士として就業しない理由の第1位は、「賃金が希望と合わ
ない」そのほかに「休暇が少ない・休暇がとりにくい」などが挙げられています。

保育は、子どもを預かるとっても責任の大きな仕事です。にも関わらず、賃金が低い。
働きながら家庭を持ち、家族を支えるために生計をたてていかないといけない・・・となったら、続けたくても続けられないって事もありますよね。

保育士として働きたい!という人を増やすには、賃金の低さの改善、働きやすい職場づくりは大切だと考えております。
弊社では、2019年4月に、大阪府江坂にある本社に企業主導型保育所を新たにオープンします。
いち保育園設置者としても、この問題について、引き続き考えていこうと思います。